ad

指くわえて日本にいるのは時間の無駄!早くに成長の機会を求めるなら、シンガポールで就職すべき理由

人気ブログランキング

働き方や仕事に対する価値観というのは、人それぞれ異なる。私は、他人からやれと言われたことをその通りやり遂げることが苦手だ。むしろ野放し状態で、「ちょっとゼロからやってみて」と言われる方がモチベーションが高まる。

シンガポールで新卒現地就職して良かった点の一つは、この地が自分のワークスタイルの好みに合っていたということ。公私混合が少なく、物事のスピードも速いし、転職市場も活発だ。

今でも、日本の大手企業で海外赴任のチャンスを待ち続けている友人は沢山いる。私はせっかちなので、海外赴任の機会が回ってくるまで指をくわえて順番待ちだなんて到底耐えられなかった。楽な道ではなかったし、就職した先も決して大手企業ではなかったけれど、新卒現地就職という挑戦は大きな扉を開いてくれたと今になって思う。

そのため私は、日本よりもシンガポールでの就職を絶対的にお勧めしている。今日はその理由を説明したい。

トップダウンのチャレンジ精神

まず本格的に日本と異なるのは、政府が常にチャレンジ精神を持っているという点。次から次へと、恐れることなく新しいものを取り入れていく。

シンガポールは政策立案から実行までが素早く、例えば産業用IoT分野への研究投資一つとっても周辺国よりすでに何歩もリードしている。教育現場においても、幼稚園児にドローン操作をさせたり、美術の時間で3Dプリンターを使ったりと、最先端技術の導入に目がない。街中の新しい建築物は洗礼されたデザインを好み、過去にはカジノという、日本が未だ踏み切れない娯楽施設もあっという間に浸透させた。シェアの少ない農林水産業にしたって、限られた敷地でいかに生産効率を上げるか、最先端技術を駆使して奮闘している。

シンガポールには、そういった数々のチャレンジ精神がトップダウンで推奨される環境を当たり前として育った国民が集う。常に新しいものを追いかけるという姿勢を、皆が共有しているのだ。そしてそれを成し遂げるためのキーワードが「合理性」と「スピード感」。シンガポール人とのビジネスでは実に決め手となる。

「仕事人」としてのシンガポール人は、より良いものを追求する姿勢に妥協がない。したがっていくら老舗の取引先でも、無名のやり手ベンチャーが現れれば、何の未練もなくごっそりと契約を持って行かれるなんてことも起こる。ビジネスに情を持ち込まないというシンガポールの文化では、いかに成長を止めず新しいチャレンジを続けられるかが肝だ。したがって自己成長の機会もずっと見つけやすいと感じている。

外国人労働者という立場でも差別されない

次に、外国人労働者という「よそ者」の立場でも、それによる社会差別がないという点。もちろん、日本のパスポート保持者だからこそ保障されているだけという前提は看過できない事実だけれど、シンガポールでは国籍を理由に不当な扱いを受けた経験がない。

人の移動が絶えないこの国は、異文化・多文化に対するハードルが圧倒的に低い。日本ではその場に存在するだけで注目を浴びてしまう外国人観光客でも、シンガポールでは誰も気にしない。空気みたいなものだ。呼吸する時と同じくらい無意識的に存在し、また社会にとって欠かせない役割も担っている。

例えばドイツに住んでいた時は、街中のカフェで日本人の友人とおしゃべりしていただけで「黙れクソ中国人!」と罵倒されたことがある。またアメリカ合衆国(カリフォルニア)で勉強していた時は、グアム出身のアメリカ人女子に「日本人は皆嫌い」と公衆の面前で言い捨てられたこともあった。

シンガポールではそんな経験はしたことない。むしろ国籍で線引きをしているのは、本来「よそ者」であるはずの日本人だったりする。よく耳にするのは、一部の在星日系企業の話。英語と中国語と日本語を完璧に使いこなすシンガポール人が、「社内外国人」というだけで肩身の狭い思いをしているという。仮にプライベートで英中日の3ヵ国語スピーカーに出くわしたら、素直に尊敬するだろう。ところが会社と自分のルーツが合致したとたん、仕事というコンテキストにおいてローカル職員よりも上手に出るあの優位性は一体どこからやってくるのだろう。日系企業は母体が日本文化に紐付いている以上、どこにいっても日本らしさは拭えない。そのため社風も極めて日本文化寄りで、求められるマナーも日本式ビジネスマナーだ。だからそのマナーを心得ている自分たち日本人の方が優位だと考えるのだろうか。

とにかく、多様性に富んだ環境に慣れているローカル企業や(日本から見た)外資系企業では、そのような理不尽さは皆無に等しい。日本人だからといってあーだこーだ騒がれることは、良くも悪くもない。外国人労働者である私でも、対等に話をすることができるし、成長する機会だって与えられるのだ。

ホップ・ステップ・ジャンプ!的な短期転職ができる

頻繁な人の移動にも関連するが、シンガポールにおいて数年毎の転職は珍しいことではない。そもそも、ヘッドハントの数も多い。LinkedinなどのビジネスSNSに登録しておくと、本当に様々なところから声が掛かる。私のプロファイルを精査して個別メッセージをくれる人から、大きな網に1匹でも多く引っかかってくれればいいや!というスタンスの人まで様々だ。とにかくその頻度は高い。

シンガポール人の友だちが言うには、シンガポールでは長らく転職をしないと、「怠けている」とか「モチベーションが低い」と判断されるそうだ。実際その彼は、アプローチしてきた企業のオファーが現状よりも魅力的な場合は立て続けに転職を繰り返し、その度に給料と役職名をランクアップしていったという。ちなみに過去2年間で3回も職場を変えている。けれど誰も「辛抱強くない」「そんな短期間で一体何を学んだんだ」なんて陰口は叩かない。一つの企業で新卒から定年まで勤め上げるサラリーマンは、博物館に展示されるレベルでレア物扱いされるだろう。いや、もはや絶滅危惧種かもしれない。

この、短期間での転職が履歴書にネガティブな印象を与えないシンガポールのビジネス文化は、私が非常に好きなポイントだ。やりたいと思ったことに、フットワーク軽くチャレンジできる。失敗したって、また転職すればいいのだから。

少しでも成長の機会を早く見つけたいという人。特に日本で辛抱強くチャンスを待っている人には、少しシンガポール就職という選択肢も考えてみてほしい。

またシンガポール以外にもこんな素敵な国があるよ!という方がいたら是非、教えてください。

—————————————————————————————————

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!