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VARKどのタイプ?効率的な勉強のために自分の記憶スタイルを見つけよう

教育

「英語力をつけたい!」

そう勢いづいても、書店に行けば掃いて捨てるほど多様な参考書たち。

結局どれを選べば良いかわからず、目が回り、手の付けどころがわからなくて撃沈。

そんな経験をしたことはあるだろうか。

「これだけやれば完璧!文法」とか「◯日でマスターできる英単語」とか、胡散臭い魅力的な売り文句が立ち並ぶ本屋さん。

ただでさえ飽きっぽい私は、今まで「勢い」で買った参考書を最後までやり終えたことが一度もない。ハリーポッターだったら、ホグワーツ行く前に飽きて放り出してるようなレベルだ。

そんな感じだから、勉強もいつだって短期決戦。自分の性格に合った勉強法を知っていないと、折角の努力も空回ってしまう。

VA(R)Kラーニング・スタイル

自分に適した英語学習法を見つけるのに、私の場合はVAK Learning Styleという考え方が役に立った。

VAKとは、それぞれVisual (視覚派)、Audio(聴覚派)、Kinesthetic(体感覚派)こと。

どの五感を刺激すればより記憶に繋がるかを表したモデルある。

ラーニング・スタイルと表現されることが多いが、実際には学習スタイルではなく記憶スタイルのことである。

1980年代後半にはニュージーランド人教師であるネイル・フレミングによりRead/write(言語感覚派)が追加され、VARKラーニング・スタイル(記憶スタイル)が一般的となった。

まずは自分の記憶スタイルを知ることが大事なので、是非試して欲しい。

試してみよう! VARKタイプ調査(日本語)

http://vark-learn.com/the-vark-questionnaire-japanese/

※該当するものがあれば複数チェックを入れるのも可。逆に該当するものが無ければ空欄も可。

上記アンケートはあくまでも一例で、オンライン上には出どころが確かでない無数のテストが放し飼いにされている。より確信を得たければ、複数のテストで結果を集めるのがベターかも。

VARKそれぞれの記憶スタイルと効果的な学習応用例

学習における記憶スタイル、つまりどのような学習法がより効果的であるかどうかは、VARKそれぞれのタイプによって異なる。

Visual(視覚派)さんの場合

視覚から得る情報に強く、かつ自らも情報を可視化したうえでの発信を好むタイプ。

物を覚えたり説明する際に、図・グラフに頼ったり、記号を頻繁に利用したり、絵を描いたりする傾向にある。

学習例①)比較表現(比較級・最上級)の単元で、背比べ/ higher, shoter、国土比較/ bigger, smallerなどの差を実際にビジュアル資料で提示する。

学習例②)「スペルも読みも RPG風の語呂合わせで完全暗記!」from 英語びより

Audio(聴覚派)さんの場合

耳に入ってきた情報に強く、人から聞いたこともよく記憶するタイプ。モノマネ上手や、絶対音感もこの部類に入る。新しい言語に触れても、歌を覚えるようにフレーズで記憶することができ、発音の再生率も高い。

学習例①)同じ洋楽を覚えるまで繰り返し聴く。
学習例②)音声で読み上げてくれる単語帳を導入する。 “芝刈り機。A lawn mower.”

Read/Write(言語感覚派)さんの場合

自ら文章を書いたり、まとめたりすることでやる気に繋がるタイプ。記憶するというプロセス自体に価値を置き、言葉の辻褄が合うかどうかにもこだわる。箇条書きを好む傾向もある。

学習例①)辞書を引いて単語の語源を調べてみる。
学習例②)インプットした学習内容をノートに簡潔にまとめてみる。

Kinesthetic(体感覚派)さんの場合

感覚派は、実際に自分が経験することによって情報がより根強く印象に残るタイプ。ごちゃごちゃ言われたってよくわかんないから、とりあえず行動してみたい!という方向きだ。実際に起きた出来事は忘れない。

学習例①)ドアを開けて/ Open the door、座って/ Sit down、右手を上げて/ Raise your right handなど教師が指示を出し、生徒に応答してもらう。
学習例②)実際に現地視察をし、植物などを収集する。

VARK全部の要素を持っていて、それか1つに絞れないという方も少なくないと思う。

それはそれで自然なことなので、気にする必要はない。

実際、得意とする記憶スタイルを複数持っている人は50%〜70%に達するとも言われている。4つ全ての要素を意識的に使い分けられる人もいる。

十人十色のVARKモデル

VARKのタイプは性格診断のようなもので、もちろん人それぞれ異なる。

私はAudioとRead/ Writeが優勢なんだけど、以前英語を教えていた中学生36人クラスでは、Audioの次に多いタイプはKinestheticだった。

例えばA君の記憶スタイルは、Bさん、あるいはその他大勢にとってのベストとは限らないだろう。

クラス全員に100%有効と言える学習法を見極めるには、汎用性はとてつもなく低い。

また同じ生徒が、恒常的に記憶スタイルを維持するという証明もされていない。

つまり自分のVARKスタイルが、相手のそれに当てはまらない場合も往々にしてあり得るのだ。自分の良かれと思っている伝え方が、相手にとっては一番理解しにくい方法である可能性もある。

であれば理想的な授業は、1コマの中にできるたけVARK全てのスタイルが共存しているものだと思う。これを保護者対応や部活動指導に追われた限られた時間内で続けていくのは、地域や家庭の理解がなければ至難の業に違いないけれど。

とにかく誰かさんが成功した勉強法が、必ずしも自分にとって効率的な勉強法とは限らない。

自分の記憶スタイルに近い参考書(あるいは先生)を選ぶようにすれば、よりスムーズな学習に繋がるかもしれない。

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!