息抜きコラム: お気に入りの場所で撮ったお気に入りの写真

特にやることのない時間は、ダラダラと写真を見返していると早く過ぎ去るものだ。

4年前、初めて一眼レフを手にした。

当時の自分にとっては結構な投資額だったけれど、思い切ってNikonD5300を購入し、今でも使い続けている。

今ではすっかり趣味の一つだ。

今日は少しだけ、過去に旅行先で撮ったお気に入りの写真を紹介しようと思う。

Together/ ドイツ

ボン大学の一角でたまたま撮れた写真。ボンはかつて西ドイツの首都として栄えた町で、私は3年前、ここに4ヶ月ちょっと滞在していた。

ケルンと比較すると田舎っぽいが、ライン川と緑豊かな山々に囲まれた自然の魅力が溢れる場所だ。

この写真はカメラを肩に斜めがけし、素知らぬ顔で並木道を横断しながら、このカップルに気付かれないように、右手でそーっとシャッターを押した時のもの。つまりただの盗撮。笑

レンズを覗いていたわけではないけれど、たまたま良い構図で捉えることができた。両側に連なった木のアーチがロマンチック。

Sunset/ オーストリア

ハンガリーとの国境に面した、ノイジードラーゼー湖での日没。首都ウィーンから、友人と車を走らせて数時間、たどり着いたオアシス。

空いっぱいに広がったスカイブルーとピンクのグラデーションが、息を飲む美しさだった。微風ひとつ吹かない穏やかな気候の中過ごした、心休まる平和なひと時。

Rhapsody in Aqua/ クロアチア

大自然の宝庫、プリトヴィッツェ国立公園で撮影したこの写真は、4層になっている。

①写真上部に写っているのが木の枝。

②写真中心から下部の緑色の木は、①が水面に映ったもの。

③水の中を泳ぐ鱒(マス)。

④ぼんやりした背景は、水底。

何メートルも下の水底まではっきりと見て取れるほど澄み切った水に、心まで洗われた場所。

Lamp/ アメリカ合衆国(ニューヨーク)

こちらは自然美とは対照的な、人工的な美。お正月モードに沸き立つニューヨークで、寒さで凍りつきそうな体を震わせながら撮影した。

肝心の年越しの瞬間は、タイムズスクエアでおむつを履いたまま8時間も立ち続けるカウントダウンには参加せず、セントラルパークの隅っこで鳩にベーグルあげながら平和に過ぎ去った。

こちら実は一眼レフではなく、普通のデジカメ使用。暖かな光をそのまま表現するため、あえて「夕焼けモード」で光影の凹凸をつけてみた。

No Day but Today/ 東ティモール

以前半年間住んでいた、東ティモールのディリという首都で撮影した、愛すべきご近所さんたち。

東ティモールの言語では、ご近所さんのことを”bijinu(ビジニュ)”と言う。後ろに写っているのは、彼らの家。色々と思い入れが強い国だ。

The Advent of Spring/ 日本

桜満開の時期に、箱根にて。桜の木の下にしゃがみ込み、レンズを空に向けて撮影。何か新しことが始まりそうな、フレッシュかつ暖かい雰囲気がお気に入りだ。

五感や感情に働きかける写真たち

撮りためた写真は見返す度に、その時の気温、匂い、音色などを蘇らせる。特にお気に入りとしてフォルダ分けしている写真たちには、一緒にいた人たちとの思い出や、喜怒哀楽といった感情なども一緒に染み込んでいる。

忘れていた頃に写真を目にし、過去に想いを馳せた時のその感覚が、くすぐったくて、切なくて、同時に暖かい。

また、そろそろ旅に出たくたくなってきた。

シンガポールにいると一眼も埃を被ってしまいがちなので、きちんと定期的に連れ出さねば。カメラ仲間も募集中!

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!