疲労回復に必要なのは気の置けない人間関係と自己流QOLリスト

仕事に行きたくない。

面倒な人間関係に巻き込まれたくない。

時折訪れる、こういった弱気な考え。

なぜ悲観的な気持ちになるのかというと、端的に言って「疲れるから」だ。

私は他人の前だと、失礼のないように、またできるだけ良い印象を与えられるように、必要以上に”頑張って”しまう傾向にある。

怠惰で不完全な自分を隠して、できるだけ完璧な自分を演じ続ける。

これがめちゃくちゃ倦み疲れる。

「完璧な自分」は「理想の自分」に近いので、演じているキャラが嫌で気分が滅入ることはない。なんなら演技しているという自覚すらなくなる時もある。

だけど決して自然でないその姿を保つには、いつしか限界が来る。

どんなに強靭な水泳選手でも、必ず途中で息継ぎが必要なように。

勢いよく水に飛び込んだって、息継ぎなしでは沈んでしまうのが関の山だ。

もちろん「完璧な自分像」を愛せる人はいるだろう。そういう人は、その姿を維持するための努力に妥協しない。仕事や人間関係構築に没頭することで、十分な満足感を上手に得られる器用な人だ。

しかし私にとっては、その背伸びが逆に息苦しい。

いつまでたっても「完璧な自分」を追い求めながら、その自分を好きになることはできないことになる。うーん、困った。

ダメな自分をさらけ出せる人は宝物

そんな自分を救う方法は、今のところ2つある。

1つは、何も飾らない自分が、一緒にいて楽な人と時間を共有すること。

一緒にいて楽な人は、例えば、意見がすれ違ったときの対処法でも明らかになる。

同意できない意見にぶつかった時は、それがすぐ顔に現れてしまうという面倒くさい性格の私。「理想の自分像」はどんなときでも笑顔で対応する余裕のある人なんだけど、そんな女神は自分の素性の対局だ。

実際は、相手を大切な人と認識していればしているほど、意見の差が生じたところで、波風立てまいと放置することができない。苛立っているのではなく、ただ普通に「何故そう思ったか?」ということに興味が湧き、話し合いにのめり込んでしまう。

で、これを心底面倒に思う人はたくさんいる。過去には「真面目すぎる」「怒ってるのか怒ってないのかわからない」「感情が見えない」など言われ、この話し合い癖を何度猛省したことか。

「理詰めで口論するのが嫌」とかね。私としては口論している気はなくて、考えの背景を知りたいだけで。逆に感情全開でわめかれた方が落ち着けずに困惑しちゃうんだけどな…。

ただ猛省したところでいつも明白になるのは、「話し合い癖」とか、はっきりしたものの言いようは、自分が根っから持つ気質だということ。努力して蓋をしたって、それこそ「(相手の)理想の自分像」を偽ることに変わりないわけだ。

「大学の頃はすごく仲の良かった友だちと、卒業以来全く連絡を取らなくなってしまった。」 「結婚した友だちが、全くご飯...

幸いなことに長く私の周りにいてくれる人は、この「話し合い癖」を長所と捉えてくれる人が多い。そういう人たちの前では「完璧な自分」である必要はないので、楽な付き合いができる。

ダメな自分を認めてくれる存在に囲まれていることはとても重要だ。

QOLを高める方法を知っておく

疲れた心を癒す方法の2つ目は、自分のQOL(Quality of Life, 生活の質)を高めるポイントを知っておくこと。

これをすれば回復できる!というリストのことだ。

例えば、私のリストはこんな感じ。

文字制限のため全てを書き出せてはいないけれど、絞り出せば枚挙にいとまがない。

⑧週1くらいでPhoto Walkに繰り出す

⑨手芸作品のアイディアを練る

⑩1日中映画を観る

⑪自炊する

⑫サンセットから星空まで何もせず浜辺で寝転がる

⑭ピアノ練習(※全く弾けない)

などなど。精神が雨雲に覆われそうな時は、このリストのどれかが実現できればOK。

プログラミングされたロボットみたいに機械的な話だけど、「私はこれで回復できる!」と信じているものは、必ず特効薬になるんだ。結果的に自分が瀕死状態に陥るのを、途中で食い止めることができるから。

ちなみにこの「◯◯的QOLを劇的に高める方法」は人によって千差万別で、比較するとなかなか面白い。

日常風景をカメラに収める「Photo Walk in シンガポール」仲間の2人が挙げてくれたリストを見ても明らかだ。

私の元リストに関連付ける形で列挙してくれるあたり、彼の誠実さや丁重さが現れてるとしみじみ思う。

しょっぱなから元リストを完全無視して「労働しない」。自由です、自由。

「◯◯的QOLを劇的に高める方法」のポイントは、いかに「完璧な自分像」から脱却してリラックス状態に近づけるかということ。人生における目標とは別物なので、どうか混合しないように(=・ω・=)

友達を失うことは恐ろしい。 だけど必要以上に笑って、必要以上に同意して、周りに「こいつ変だな」と悟られないように生...

疲労回復に本当に必要なのは、気の置けない人間関係と、自己流のQOLを高めるリスト。

明日も頑張らないように、頑張ろう。

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!