写真で見る世界の町 - Photo Walk -

シンガポールの森林浴スポット「スンゲイブロー湿地保護区」

海外生活

シンガポールのオフィス街に疲れたな。

森林浴がしたいな。

そう、こんな感じの散歩道で。

と、思ったら!

強くオススメしたいのがスンゲイブロー湿地保護区(Sungei Buloh Wetland Reserve)だ。

スンゲイブロー湿地保護区で出会えるものたち

一言で言うと、熱帯雨林植物が生い茂ったジャングル。

今にも宇宙人が降り立ってきそうなUFOを連想させる立派なマングローブたち。

その列に、背の高い広葉樹と、湿地帯に強い低木が、なんの統一性もなく紛れ込んでいる。

いくつか種類が選べる遊歩道はそれぞれ2kmくらい。

広大な敷地内を、好きなペースでゆっくりと散策できる。

頭上に広がる深緑のこもれびが美しい。

誰かがこもれびという言葉は日本語特有で、他の言語に訳すことができないと言っていたけれど、本当にその通りだ。

この日は干潮ではあったけれど快晴だったので、たくさんの湿地帯の住人たちに出会うことができた。

まず、オオトカゲ!

チロチロ出し入れする舌の先が、Y字にぱっくり割れていた。

人間を怖がる様子はなく非常にマイペース。

側を通り過ぎたシンガポール人ママが子どもに「アリゲーターよ」と説明していたけれど、それ間違ってないか。

次に、マングローブの常連、マッドスキッパー(トビハゼ)。

沼地に大量発生していた、カニ。

干潮であらわになった沼底に並んだ巣が、コンドミニアムのような集合住宅にも見えた。

それから、カワセミ。

よくいる青緑色の頭と橙色のお腹をしたカワセミではなくて、「Collared Kingfisher(ナンヨウショウビン)」という種類を見つけることができた。

(写真:Wikipediaより)

シャボン玉やカナブンの色が光の加減によって変わる「構造色」と同じ原理で、このカワセミの色も羽が光を反射させた不安定な色なのだけれど、凛とした姿がとても美しい。

実際にバードウオッチング目的で訪れる人は多いらしい。

ワニ注意の標識が目立っていたけれど、数時間ねばっても出くわすことはできなかったのが心残り。

スンゲイブロー湿地保護区へのアクセス

スンゲイブロー湿地保護区は、1993年に自然公園として一般公開された。公式ウェブサイトによればマングローブ帯や沼地を拡大していき、今では総面積が202ヘクタールにまで達したらしい。

そんな面積をどこに確保しているかというと、シンガポールの北端だ。

ちょっと足滑らせたらもうそこはマレーシア。

熱帯雨林の向こうにジョホール・バルの高層マンションを見渡せるのが、何とも不思議な光景だった。

ちなみにこの湿地保護区一帯は「Lim Chu Kang」という葉物野菜農園の激選区。

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「シンガポールにも、自然があるんだよ。」 こう言うと、ほとんどの人はまず信用しない。 「あー...

少し南下すれば、水耕栽培を行う農園(Kok Fah Technology Farm)にも好アクセスなので、一緒に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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