写真集 * Photo Walk

世界を旅して写真を撮る「Photo Walk」が好きです。
iPhone 6S Plus、NIKON D5300で、
日常の風景を撮影しています。
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日本への一時帰国1日目で感じたこと

日本での生活

窓から注ぐ日差しで目が覚めた。

外の景色は見えないけれど、穏やかな天気なんだと察しがついた。

春から夏へと衣替えしようとしている季節の足音がする。

久しぶりの実家はなんだか変な気分だ。

自分の家なのに、モデルルームに行った時みたいな匂いがする。

大量の情報が行き交う日本

午前中は久しぶりに家族と過ごした後、今日は町に繰り出した。

日本の街は、うるさい。

言語がわからなければ雑音として見過ごせる/ 聞き流せるものが、全て日本語となれば理解できてしまうので、街中の情報が全て流れ込んでくる。

シンガポールの人々みたいに公共の場で大声で話す人は圧倒的に少ないはずだ。

それでも無意識に入ってくる情報量が多いので、シンガポールにいる時よりも頭の中が騒々しくなる。

今はカフェで休憩中なんだけれど、ほんの数分じっと周りの音を聞くだけで、とんでもない量の噂が耳に入る。

隣の夫婦の独り立ちした息子夫婦の結婚話や、女子大生グループの中の「サラ」って子が昨日誕生日で21歳を迎え制服ディズニーがもう辛くなってきたとか、目の前のカップルの最近の箱根デートの話など、全て聴き取れてしまう。

昨夜羽田空港から市内に出る時も、特に携帯をいじってはいなかった。

それでも電車に乗った瞬間、パンダのシャンシャン誕生のニュースが飛び込んできた。続けて政治役人の不正行為、今開催中の展示会、流行のドラマ、芸能ニュース、為替状況など、実家に着くまでにどれほどの情報が目に入ったことか。

街を歩くだけで、これだけ大量の情報が手に入る町はすごい。

ちなみに音声入力機能を使ってブログを綴っている今この時も、オーダーした紅茶を運んできてくれたウエイターのお兄さんが、摩訶不思議な表情を向けてきた。

いつもの癖ですっかり忘れていたけど、周りは日本語を理解できるのだった…。

カフェで1人携帯に向かってブツブツつぶやいている人は、かなり挙動不審かもしれないな。

音声入力を使っている人は、シンガポールよりも後的に少ない。

背伸びの町、東京

一時帰国初日。気分はまだ観光客。

今日は街にくり出して早々、道行く人の化粧っぷりに圧巻された。

女子がみんな可愛い。

パーティーでもないのにめちゃくちゃ高いヒールを履いて、真っ赤なグロスをつけて、キラキラした目元を輝かせている。

男子もつま先から髪型まで凝っている。キラキラしてる。

今いるカフェへの入店と同時に駆けてきた、女性店員もそうだ。教育テレビの歌のお姉さんバリの声色で「こんにちはー!」と挨拶をしてきた。

「お食事をご利用ですか?↑↑」

「こちらメニューになります↑↑」

「ご注文繰り返します↑↑」

全てに関して声が高い。

どこへ行っても相手を不快にさせないこの接客スキルは本当にすごい。けれど日常生活で同じ裏声を使っているかと言われればそれはNOだろう。

そう、この街ではみんなが着飾っている。

本当の素顔を晒している人は少ない。

すぐ近くに座っているカップルは、ランチに生クリームがたんまり乗ったワッフルを分け合っている。

でも男性の顔には「吉野家に連れてってくれえええ!!」って書いてあるぞ。すぐ目の前だし。

この町には、本当の自分を晒さないことで、みんながハッピーに、気持ちよく、幸せに暮らせる方法が浸透しているように感じる。

とはいえまだ一時帰国1日目。

もうしばらく、良いところにも悪いところにもじっくり向き合ってみよう。
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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!