写真で見る世界の町 - Photo Walk -

衝動性を突破力という強みに変える

海外生活

馬車馬の如く猛進して、体力の限界を感じたら休憩。

少し休んで、また走り出す。

ガラガラガラガラガラガラガラ。

ハムスターの生き方は忙しない。

そんなに生き急いだって、カゴの中にいる事に変わりないのに。

私は時々、ハムスターの姿と自分の姿を重ねる。

額に汗して可能な限り全力で突進する。

そしてダメだと感じたところで、今までの集中が嘘のように弾け飛ぶ。

束の間の休息の後、静止している自分にハッとし、また闇雲に滑車を走らせる。

この衝動性は私の性格を実によく表している。

持続性に欠けるため短期目標で勝負する

「衝動性」は自分にとって長らくコンプレックスの一つだった。

あ、これやってみたいな。あ、ここ行ってみたいな。

常にそんな「衝動性」に駆られて行動に起こしてしまう。

落ち着きがない。一つのことが長続きしない。あちらこちらに目が泳ぎ注意欠陥になる。

持続性のない私はいつまでたっても長期戦に挑めない。

日本で内定をもらっていた会社の人事には、長期的ビジョンが見えないと叱咤されたこともある。

思い返してみれば、シンガポールで新卒現地採用を手にした時も短期決戦だった。

送付しても無視された履歴書たち。降り注ぐお祈りメール。まじで電気代の無駄遣い。

それでも卒業式を目前にして「海外で働く」「シンガポールで就職する」という短期目標を掲げてしまった以上、何がなんでもそれを成し遂げなきゃ気が済まなかった。

ガラガラガラガラガラガラガラガラ。

まずは日本で就職したほうがいいんじゃないの?そんな周囲の心配をよそに、シンガポール行きのチケット目指して滑車を回し続けた。

その間、若干2ヶ月。

https://wella-world.com/2018/01/03/post-416/

特別なスキルがあったわけでもないし、就労経験があったわけでもない。

泥臭いけど、意地だけで乗り切ったようなものだ。行き当たりばったりの人生…。

将来を長い目で見据えて、10年後の自分、20年後の自分と長期的目標を掲げることの重大さは理解している。

だけど、自分が持続性に欠けることは、もっと理解している。

だから遠くにある曖昧な目標に向かって歩いて行くよりも、短期目標を洗い出して、衝動性を利用しながらそこに猛進していく方が確実なんだ。

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衝動性を突破力という強みに変える

シンガポールにやってきてからも、衝動的という自分の性格は変わらない。

転職を決めたタイミングも、旅行に行く時も、思い立ったらすぐ行動だった。

先日の米朝会談の時もそうだ。コーディネーターなんてやったことなかったけれど、自分の興味のアンテナが全力で反応したから、本職の休みを取ってまで引き受けた。

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そういう時は決まって「よし今だ、全力で漕げ!」という瞬間がビビッとやってくる。

その直感に従って走り出せば、どんな状況でも切り開ける根拠の無い自信だけはある。

そしてそういった「点」が積もっていけば、自分が歩んできた道は「一本の線」になると信じている。

チャンスは突然やってくるもの。

そのチャンスを掴めるかどうかは、それまでに自分がどれだけの引き出しを持てているか、その時のための準備が出来ているかだ。

自らの「衝動性」を手懐けて、「突破力」という強みに変えてやる。

人生はどうなるかわからないから楽しいんだ。

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!