キナバル山登頂スケジュールと前夜の予期せぬハプニング

夜間のコタキナバルの第一印象は「バイクの交通量がごそっと抜け落ちたホーチミン」だった。錆びれた商業施設の連なりや、アパートの1階で深夜営業している飲食店での気の知れた地元民コミュニティ、時折耳をかすめていく乗用車の音。

どこかシンガポールの裏路地と競いあうかのように並んだ室外機の数々。パッと見違いがわかるのは、テレビのアンテナが乱列していることくらいか。異国に来たはずなのになんとなく落ち着くのは何故だろう。

シンガポールのチャンギ空港から飛行機で約2時間半。昨夜無事にコタキナバルに到着した。コタキナバル空港からタクシーを15分も走らせれば市内に着く。料金は日本円にしておよそ800円。

シンガポールでたまに目にする「Wisma」という単語がコタキナバルの建物表記では頻繁に用いられていることが気になり地元の方に尋ねたところ、マレー語で「Complex」という意味らしい。なるほど1つ勉強になった。

ししもん
とりあえず飯でも食おうぜ♪
琴音
賛成!

というわけでホテルでチェックインを済ませた後、夜の街へと繰り出し最高に美味しい&安い肉骨茶にありついた。

コタキナバル上陸初の夜ご飯「肉骨茶」

デザート屋さんで起きた悲劇

あーおいしかった!さぁ帰ろう♪

ところがしんじゃぽりあん男子たちの胃袋がそう簡単には埋まるはずがなかった。

何か甘いものを食べよう意見が一致し、徒歩20秒先のこじゃれたデザート屋さんに入店。つい数分前まで頰をほころばせていた肉骨茶店とは一転、現代的で若者人気の高そうなカフェだ。しんじゃぽりあんたちが一斉にメニューを見出す。

ウェイリャン
(メニューを指差しながら)このバーガーにする🍔
よしかつ
俺まだお腹40%くらいかも
ししもん
ポテトも頼もうぜ〜

まじか。さっきフルで肉骨茶食べたのにさすが胃の大きさが違う。私はglass jelly(仙草)とライチをミルクで溶いた冷たいデザートを別途頼み、1日の終わりを優雅にスイーツで閉めようとした。

半分飲み物であるゼリーはお腹に貯まらないから良い。つるつるっ。

と、その時。

何かが私の目線の先で微かに動いた。何だろう。手元のデザート皿で泳いでいた目が止まる。

アリだ。

ごま塩ふりかけの一粒よりも小さなアリがいる。

明るい茶色をしたその小さな生き物がなんと4匹、デザートの盛られたお皿の上を歩いていらっしゃった。

しかもよく目を凝らすとアリと同じ色をしたglass jellyの中にも数匹プカプカと浮いてるじゃないか!!

声に出さずも発狂。ここは東ティモールか?!さすがにもう口をつける気にはなれない。数えようとすれば際限なく見つけられてしまうアリさんたちに恐怖心を覚え、いてもたってもいられず店のスタッフに報告した。

ごめんなさい。ほんとにごめんなさい。礼儀正しい謝罪の後、ゼリーの代金は返却すると申し出てくれた。この点シンガポールのサービスよりもだいぶしっかりとしている。口の中にちょっとした気持ち悪さを感じつつ、ありがたく返却金を受け取って席に戻った。

同じものを頼んだはずのししもんが空のお皿を抱えて宙を見つめている。私がアリさん報告をする前に完食してしまっていたようだ。

てことはこの人もしやアリ全部食べちゃったんじゃww

見た目はきれいなカフェなのに一体どういう品質管理行っているのか疑心暗鬼になってしまったキナバル初日。図らずして動物性タンパク質を多めに摂取してしまった…。まぁ代金はきちんと返却してくれたし良しとするか!

登山ルートとスケジュール

さて、今日は登山当日!

キナバル山のルートは、ティンポホン(画像左)とメシラウ(右)の2種類。しんじゃぽりあん一行は前者、全長約8.0kmの登り道をたどる。

キナバル公園本部からバスでティンポホン登山ゲートまで移動し、入山IDの確認があってからが登山開始。途中3,300m付近の山小屋での仮眠を挟み、翌朝早朝に登山再開。運が良ければ日の出を拝み、朝食を食べて、そのまま一気に下山というスケジュールだ。

<1日目>

6:00am 集合

17:00pm 山小屋到着

<2日目>

2:00am 起床・軽食

2:30am 出発

6:00am 登頂予定

17:00pm 下山予定

合計1泊2日(実質0泊2日)の過密スケジュール。

「午前2時には軽食とコーヒーが出るから自由にとっていいよ」と説明があったけれど、日付が変わった直後から胃に何か物を入れられる気がしない。むしろ出発の時間まで少しでも睡眠を取りたいのが本音である。

寝起きの布団の中でこのブログを「しゃべって」いるけれどもそろそろ準備して向かわなければ。

なかなか厳しいぞ!というお声をいただいたので安全第一で挑みたい。

行ってきます!

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

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