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シンガポールの生搾りオレンジジュース自動販売機 i.Jooz を徹底解説

海外生活

ジリジリと太陽の照りつける熱帯国家シンガポール。特に雨の降らない日は体内の水分どころか栄養素も根こそぎ持っていかれそうになるほどエネルギーが枯渇する。

あぁ、何かフレッシュなものをグビッといきたい…。

そんな時シンガポールには、ビタミンCを一発手軽に摂取させてくれる救世主がいる。

それが生絞りオレンジジュースの自動販売機!

シンガポールで見かけたことがあるだろうか?

2ドル支払うと、自販機内の棚からゴトゴトとまん丸のオレンジが落ちてきて、目の前で果汁を絞り出してくれる。そして果汁100%のジュースが並々注がれたカップには、シールで蓋までしてサーブしてくれる。ポンっ!とストローを刺し、クイッと飲み込む一口が適度に冷えていて病みつきになるんだな〜これが。

自販機製造会社兼iJooz運営会社であるFruits Vending Pte Ltdのホームページを訪れると、なかなかマニアックな基本情報が見つかった。

iJooz 基本情報

★料金:1カップ2ドル

★サイズ:350ml – 380ml(オレンジ4つ分)

★オレンジのサイズ:直径6〜8cm

★オレンジの重さ:180〜120g

★温度:3〜6度

★生搾り時間:33秒

★販売可能個数:120カップ/日

いつどこで買っても大差ないように明確な基準が設けられている。

Google Mapで検索したところ、このオレンジジュース生絞り機は現在シンガポール国内だけで104台設置されているようだ。

ビジネス街にある自販機の近くで1時間も滞在していれば、必ずと言って良いほど数人は購入者が現れるから、120カップなんてあっという間になくなってしまうかもしれない。

iJoozファンの皆さまの反応

この美味しさを誰かに共有したい!と思い先日Twitterに投稿したところ、予想以上に多くのフォロワーさんも、この生絞りオレンジジュースに魅了されたファンであることが判明した。

来星してから1日も欠かす事なく、むしろ1日1杯以上飲んでるOJ!!帰国後のフライト疲れで飲む一杯がまた美味しいんだなぁ。早く帰ってのみたーーーい!! !!ちなみに我が家の下の販売機は毎日清掃、補充されてます。

フルーツは摂りたいんですが、やっぱり、ゴミが出るのが面倒で….割と愛用しています。

地味にカード払いできるところがいいんですよね。自販機使おうとしても小銭や2ドル札がないときありますし。

そう、支払いはクレジットカードはもちろんのこと、Apple PayやApple Watchでも可能だ。

詳しくは知らないけれどシンガポールの食品・飲料業界もなかなか厳しいようで、高層ビルの立ち並ぶ中心街(CBD)では新装開店して間もない飲食店が半年ももたずに店を畳むことも稀ではない。そんな中このiJoozはスマート国家(Smart Nation)を掲げるシンガポールの消費者が求めるデジタル化、自動化、そしてキャッシュレス化を見事にこの3つを網羅している。

カビとかサビとかメンテ大丈夫なんかいなと思いながらもめっちゃ美味しいんですよね〜。珈琲豆の挽きたて然り、果汁も搾りたてが最高に美味い!

コメントを読みながらウンウンと赤べこのように同意してしまう。皆さますごい愛用っぷり!

しかし同時にやはり衛生面に対する不安は払拭されないという意見もあった。

絞る部分の衛生状態だいじょうぶなのか・・・・

これ飲みたいけど洗浄頻度が不明でなんか不潔だから最後の一歩が踏み出せない。

気になる衛生面

iJoozのオレンジジュースを飲んだ後にお腹を下した例がないとはいえ、今後も飲み続けるにあたり衛生面についても調べてみた。

メディアリリースによると、オレンジはオーストラリア産を使用しているそうだ。シンガポールに届いたオレンジはサイズ選別の後、ウォータージェット洗浄され、ステンレス製のコンテナーに詰められ自動販売機まで直接運送される。サイズ規格が合わず選別漏れしたオレンジたちは、Willing Hearts Singaporeなどの慈善団体に寄付されているらしい。

機械のメンテナンスについてはホームページで以下のように説明があった。

・Daily machine maintenance and replenishment.

・Changing our squeezing and cutting components on a daily basis, ensuring we meet the highest hygiene standards.

機械メンテナンスとオレンジ補充(360〜400個)は毎日行われている他、オレンジを絞る部品そのものも新しいものに変えられているという。うん、今後も安心して飲めそう!

そもそもが眠たい朝にビタミン砲をというコンセプトで立ち上がったこの自動販売機ビジネス。客足の多い日中の売り上げを阻害しないようにと、点検補充は1日の終わりに行うという工夫も凝らされている。

各自動販売機に3Gを導入することによって売り上げ状況や補充の必要性を遠隔で把握しているので、必要な時に必要な対応をできているのかもしれない。

というわけで、今後もだいぶお世話になりそうなiJooz自動販売機。

今すぐ生絞りオレンジジュースを飲みたくなってしまった方は、こちらからどうぞ!

ちなみに、つい先程街を歩いていたら1カップ3ドルの強豪を見つけてしまった。また一世を風靡し瞬時にして退却していったシェアサイクルサービスの二の舞にならぬことを祈ろう。

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本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!